蒼国来と星風、猛反発=「引退届出さない」−大相撲八百長

季間最優秀選手に井岡=西日本ボクシング協会
西日本ボクシング協会は11日、季節ごとに活躍した選手を表彰する新設の「季間最優秀選手賞」に、世界ボクシング評議会WBCミニマム級王者の井岡一翔(22)=井岡=を選出したと発表した。井岡は2月に日本選手最短のプロ7戦目で世界王座を獲得した。 第1回の選考となった今回は、1月1日から3月31日までの冬季に活躍した選手が対象。井岡は「第1回に選ばれ、新鮮で素直にうれしい」とコメントした。表彰式は15日。<競泳>冨田二百平V 加藤、百バタ日本新…代表選考会
競泳の世界選手権(7月、上海)代表選考会は最終日の11日、浜松市総合水泳場で男女の決勝計12種目を行った。男子二百メートル平泳ぎは冨田尚弥(中京大)が2分8秒25で優勝し、代表入りを確実にした。北島康介日本コカ・コーラ)は1秒余り遅れ2位だった。女子百メートルバタフライは、加藤ゆか(東京SC)が自身の持つ日本記録を0秒09更新する57秒80で制した。男子五十メートル背泳ぎは、古賀淳也(第一三共)が派遣標準記録を100分の2秒上回る24秒97で勝った。女子二百メートル平泳ぎは、鈴木聡美山梨学院大)が2分24秒36で、平泳ぎ3冠を達成した。 代表選手(各種目2人まで)は12日に発表される。 ◇「あえて追わず」北島1秒差2位 男子二百メートル平泳ぎで大差で敗れた北島だが、「上出来じゃない?」と悲壮感はみじんもなかった。 「二百メートルはレベルの高い戦いになる」と予想した通りのレースとなった。北島がトップでターンした100メートルまでは日本記録ペース。150メートル直前で冨田にかわされたが、持久力に課題を残す北島は「あえて追わなかった」。 五輪種目の世界選手権代表切符をほぼ手中にし、レースを通して今の自分の力を確認できた北島にとってはそれで十分だったのだろう。長年指導してきた日本代表の平井伯昌ヘッドコーチも「これだけ(のタイムが)出せれば、康介は夏に必ず上げてくる」と評価した。 一方、圧勝した冨田。昨年二百メートル平泳ぎで北島に次ぐ世界ランク2位のタイムをマークした21歳の新鋭は「呼吸の際に顔を高く上げないことで水の抵抗を減らす泳ぎができた」と、この日は昨年の北島のベストタイムを上回ってみせ、きっぱりと言った。「世界選手権では、康介さんとワンツー(フィニッシュ)したい」【芳賀竜也】